11 台無しロマンス

執事は去ってしまいましたがもう一人、よさそうな青年がいたので声をかけてみました。

リセ「ちょっといいですかー?」

青年「手相やお祈りなら結構です」

分ったことはリセと同じく「子育て」の特質をもっているということ。
「非常識」であること。

そしてリセと星座の相性がよいということでした。
顔もよいみたいだしエズラ(青年の名前)、君に決めた!

リセ「これからよろしくね」

エズラ「え?あ、よ、よろしく・・?」

時々、雰囲気イケメンがいるんで注意が必要なんですよね。
(サイクロン・ソードのことです・・彼の雰囲気イケメンっぷりには騙されましたよ)

翌日の夕方にはさっそく、デートに誘いました。
こうと決めたらトコトン!な性格なんです、私・・。

エズラ「やぁ、昨日ぶりだね」

ちなみにエズラは無職なので誘いやすいのです。

リセの人生で初めてのデートです。ここはひとつ張り込んでビストロで食事を・・と
夢のようなデートをさせよう計画をたてたのですが

リセ「あの本読んだことある?」

エズラ「え?よく聞こえないな」

なぜ別々の席に座る・・!?

さらに・・

リセ「今夜は素敵な夜だわ」

エズラ「え・・うん・・そうだね・・(昼間みたいにまぶしい・・)」

パパラッチ「セレブショットゲットー!」

パパラッチがセレブを激写してたり・・なんだよ・・台無しだよ・・色々。

せめてキスくらいは少し、雰囲気のある場所で・・!と思うも

エズラ「さて、そろそろ・・」 」

リセ「あれ?彼は?エズラは??」

志村―!後ろ、後ろ!(の車)

急に帰られてしまいました・・。雰囲気は悪くなかったはずなのですが
無職とはいえ体力的にきつい時間だったのかもしれません。

翌日もデートに誘いだしてキッチリとキスをゲットいたしました。

このペースで口説きにかかるので次回の更新では結婚式ですね、きっとw

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